合唱指揮者 山本 高栄(やまもと たかひで)
熊本県熊本市出身。
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。渡米し、ニューヨークにて、合唱指揮法、音楽教育法を学ぶ。声楽を佐久間伸一、戸山俊樹の諸氏に師事。合唱指揮を三澤洋史、本山秀毅、雨森文也、大谷研二の諸氏に師事。
在学中より、オペラの他にミュージカルキャストとしての出演も多く、現在も数多くの舞台に出演、教育活動を軸に音楽表現の場を広げている。とりわけ、合唱指導に意欲的で、指導した部活動や団体を、各種コンクール・コンテストの全国大会上位入賞へ導く。NHK全国学校音楽コンクール全国コンクールにて銀賞、銅賞(2021年度・全国第2位、2022年度・第3位)を受賞し、文部科学大臣賞受賞。また、全日本合唱コンクール全国大会にて三大会連続の金賞及び特別賞を、中部合唱コンクールでは最高位の特別賞を三大会連続受賞。東京国際合唱コンクール、軽井沢国際合唱フェスティバルSingingGameでは金賞及びオーディエンス賞 受賞。功績が讃えられ、令和3年度 名古屋市教育委員会教育長表彰、令和5年度 愛知県教育文化奨励賞を受ける。
邦人作曲家の合唱作品を得意としながら、近年では第九や宗教曲のオーケストラ指導、オペラ公演の副指揮や合唱指揮なども務め、ニューヨーク・ドイツ・台湾など、諸外国の聖歌隊・合唱団も指揮。表現の可能性を引き出すその指導法には定評がある。
メディアへの出演も多く、朝日新聞では「熱血教師 枠を越え活躍」(仲程雄平記者取材)、中日新聞 教育面「どうする?中学のクラス合唱」・「この人~合唱の魅力を伝える音楽教諭」「目耳録」(成田はな記者取材)、日本テレビ「24時間テレビ~アナタが奏でる歌声フェス(合唱指導・指揮)」等に特集が組まれる。
Ensemble Famille Voix 総括、モーツァルト200合唱団、名古屋市民コーラス 合唱指揮者、長久手市合唱団ニューセンチュリーコーラスNagakute、合唱団ノース・エコー、瀬戸ピース合唱団、みよし少年少女合唱団、コール東海 音楽監督・指揮者、ほか小中学校・高校・大学をはじめ、多数の合唱団の指導にあたる。音楽教育誌 音楽之友社「教育音楽」の連載執筆、教員を対象とした教育委員会主催のセミナーの講師や合唱コンクール・コンテストの審査員、日本のうたごえ祭典 全国大会審査講評員なども務める。愛知県合唱連盟理事。JCDA日本合唱指揮者協会会員。
(2024、8)